〜むし歯が神経まで進んだときの治療〜

〜三ツ境駅南口徒歩3分 Tomo’s Dental Clinic より〜

こんにちは。三ツ境駅南口から徒歩3分のTomo’s Dental Clinic です。
今回は、むし歯が神経まで進んだときに行う「歯内療法(しないりょうほう)」について説明します。

むし歯が進行するとどうなる?

むし歯(う蝕)が 第Ⅲ度 まで進むと、歯の神経(歯髄)にまで感染が広がります。
この段階では、歯髄を取り除き、根の中をきれいにする 「歯内療法(しないりょうほう)」 が必要になります。


歯内療法の主な処置

歯内療法には、次のような処置があります:

  • 抜髄 … 神経をすべて取り除く処置
  • 感染根管処置 … 神経がすでに死んでしまった歯の根の中を清掃・消毒する処置
  • 根管貼薬処置 … 根の中に薬を入れて炎症や感染を抑える処置
  • 根管充填処置 … 根の中を薬で密閉し、再び感染しないようにする処置

病気による違い

  • 歯髄炎(Pul)
    歯の神経がまだ生きていて炎症を起こしている状態。
    → 「歯髄切断」や「抜髄」など、神経そのものを処置します。
  • 根尖性歯周炎(Per)
    神経がすでに死んでいて、根の先に炎症がある状態。
    → 根の中の感染を取り除く「感染根管処置」を行います。

今日のまとめ


今回は「歯内療法」について説明しました。
次回は、一つずつの治療方法をもう少し詳しくご紹介していきたいと思います。

※医療監修
Tomo’s Dental Clinic
院長 杉山朋子(歯科医師)

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